医療法人社団陸和会
診療案内
TREATMENTS

DIABETIC TRACT MEDICINE
糖尿病内科

糖尿病について
現代社会では、日本人の6人に1人が糖尿病または糖尿病疑いとされる状況で、糖尿病は私たちの身近な病気となっています。糖尿病やその前段階の耐糖能異常は、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。特に糖尿病性腎症のような重大な合併症が進行すると、人工透析が必要となり、患者さんの身体に大きな負担をかけ、生活の質(QOL)が低下します。
近年、耐糖能異常に対する治療薬の種類が豊富になり、それに伴い、一人ひとりに合わせた適切な治療法が増えています。私たち大村クリニックは、糖尿病専門医の資格を持つ医師が診察を行っており、患者さんそれぞれに適切な治療薬や治療方法を提供しています。私たちのアプローチは、オーダーメイド治療に基づき、生活習慣に関するアドバイスを通じて、あなたの血糖コントロールをサポートし、QOLの向上に貢献します。
こんな症状はありませんか?
以前 より体が重く感じる
異常に喉が渇く
体重の減少が気になる
足が妙に冷える
糖尿病の初期にこのような症状が現れる場合があります。
気になる方は、早めに医師に相談することをお勧めします。
糖尿病による合併症
●糖尿病神経障害
最も早く現れる合併症は神経障害です。高血糖が持続すると、まず神経の末端の感覚に障害が生じます。具体的な症状としては、「足先のしびれ」「足のけがややけどの痛みに気づかない」といった症状が挙げられます。また、筋肉の萎縮、筋力の低下、胃腸の不調、立ちくらみ、発汗異常、勃起不全など、自律神経障害の症状も現れることがあります。
●糖尿病性腎症
糖尿病は腎臓の機能障害を引き起こしやすくします。腎臓は血液中の老廃物や不要物を尿中に排泄し、同時に必要な成分は血液中に保持して、体内の適正な状態を維持する重要な役割を果たしています。糖尿病性腎症が進行すると、この腎臓の働きが損なわれ、尿毒症と呼ばれる状態が生じます。尿毒症になると、体内の老廃物や不要物が適切に排出されず、体調が悪化します。糖尿病性腎症が進行すると、人工透析といった治療が必要になります。
●糖尿病性網膜症
網膜は、眼球内の組織で、カメラのフィルムのような役割を果たしています。高血糖が長期間続くと、網膜に小さな出血や白斑と呼ばれる異常が現れることがあります。さらに進行すると、比較的大きな出血も発生する可能性があります。病変が片方の目だけ進行している場合、患者自身が気づきにくいことがあります。そのため、定期的に眼底の検査を受けることが大切です。
●歯周病と糖尿病
糖尿病のコントロールがうまくいかないと、歯周病が悪化するとされています。歯周炎は慢性的な炎症で、その存在が血糖値を上昇させ、糖尿病のコントロールを難しくします。同時に、その状態では歯周炎も進行しやすくなり、この悪循環に陥ってしまいます。逆に、歯周炎に対する積極的な治療を行うことで、血液の検査値に改善が見られ、糖尿病の状態が良くなることが明らかになっています。
UROLOGY
泌尿器科
排尿の異常
排尿に時間が掛かる
前立腺が肥大すると尿道を圧迫し、尿道を狭くするため、前立腺肥大症の疑いがあります。
残尿感がある
女性の場合は膀胱炎、男性の場合は前立腺肥大症、前立腺炎の可能性があります。
夜中にトイレに頻繁に起きる
過活動膀胱炎、間質性膀胱炎、膀胱炎の疑いがあります。
尿がでない
主に腎前性、腎性、腎後性の3つに大きく原因が分けられます。一度診察することをお勧めします。
尿に血が混じっている
尿路結石症、前立腺がん、細菌性膀胱炎、膀胱腫瘍の可能性があります。
排尿時に痛みを感じる
尿道炎、前立腺炎、尿道結石などにより炎症を起こしている可能性があります。


泌尿器科の病気
前立腺肥大症
前立腺がん
神経因性膀胱
尿道狭窄
尿道炎
膀胱炎
尿路結石症